田起こしと麦
桜の季節も終わり、新緑とともにさわやかな風が薫る5月となりました。
先日、水稲用の田を起こし(田んぼを耕す)しました。
春のあたたかい日差しの中、ゆっくりと耕耘機を入れていきます。
松原菜園は、現在、3つの棚田のうち、2つを耕して利用しています。ただし、肥料も農薬も使っていません。
のこり1つの棚田については、「耕さない(不耕起)の田んぼ」として、稲と麦を自然栽培できないか?方法を模索しています。
昨年10〜11月にかけて、「麦」を田んぼに蒔いていました。
いまその麦が、穂をつけて実り始めています!
私たちの田では、無理に雑草を引かず、自然に任せていました。
良い意味でのほったらかしです(笑)。
それでも、麦は冬の間に少しずつ芽を出して、春には立派な穂をつけてくれたことに、自然の営みの素晴らしさ、力強さを感じ、心を打たれています。
日に日に成長する、麦の姿に励まされながら、隣の棚田で水稲の準備をしています。
また次の麦の姿を見るのが楽しみです!
(麦は、秋に蒔いて春に収穫する品種「南部小麦」を蒔いています)