先日、自家用味噌を仕込みました。(2014年3月)
本来なら、使用する大豆は自家製を用いたかったのですが、
今回は、「マルナカ味噌」さんの「味噌作りセット」(自然栽培の手作り味噌セット(玄米タイプ) )を購入し、以下のように味噌を仕込みました。
(今後、自家製大豆の栽培にも取り組みます!)
購入した味噌セットは、以下の材料がセットになっています。
・自然栽培の米麹2キロ
平成24年度 宮城県産
・自然栽培の大豆1.3キロ
平成25年度 北海道産
・天日湖塩 800グラム玄米
味噌の仕込みにあたっては、マルカワ味噌さんのホームページを参考にさせていただきました。とても丁寧に手順を書いているので、大変助かりました。
私たちの味噌仕込みの様子を少し紹介します。
味噌ができるまで約半年・・気長に、楽しみに、待っています。
(1)まず、乾燥大豆をよく水洗いして、18時間以上水に漬け込みました。
(2)次に、大豆がやらかくなるまで煮ます。秤に乗せて、550±50 gの力で豆がつぶれるのが、柔らかさの目安だそうです。
(3)ゆでた豆を竹ざるにあげます。
湯上がりのお豆さん!もうすでに美味しそうです。ただ、あとで地元の味噌作り経験者に聞くと、
味噌に使う大豆は「蒸した方が大豆のうまみが逃げなくてよい」
とのことでした!次回はぜひ「蒸し器」でやりたいと思います!
(4)ゆでた豆を、袋に入れてつぶしていきます。
ここは、なかなか根気のいる作業です。
(5)塩と玄米、麹を混ぜる
つぶした大豆に、天日湖塩、玄米、麹を混ぜ、空気を抜くために
「味噌だんご」を作ります。
「味噌だんご」をさらにつぶして、空気を抜いて、容器に敷き詰めていきます。これもなかなかの力仕事です。
(6)今回はホーロー容器(10 L)に約6 kgの味噌を仕込みました。表面に和紙(土佐和紙)を敷いて、仕込みは完成です。
1日目 16時〜 大豆を水に浸ける
2日目 10時〜 大豆ゆでる〜15時頃にはゆであがる
その後、大豆をつぶし、麹を混ぜて仕込みました。
中蓋を敷いて、石(出来上がりの2~3割の重さ)を乗せて、仕込みが完成です。
<2日間にわたる大豆の仕込み作業・・で考えたこと>
買ったほうが早い、買った方が安いという世の中。
なぜそんな面倒なことを。。
という声も聞こえてきそうな世の中ですが。
自分で食べるものを自分で作ることで、自分のエネルギーを自分に返還できている気がしました。
食べ物からいただいたエネルギーを、
食べ物を作ることにつなげていけば、
自分の暮らしの中で、エネルギーが循環します。
こんな手作りの暮らしを続けていく中で、
○自分に本当に必要なものは?
○それはいったいどれくらい必要なのか?
そんなことも見つめ直していきたいと思っています。